AndroidのWebView内で表示するHTMLコンテンツをデバッグする方法が4.4KitKatから改善されていたので、紹介します.
1.事前準備
Chromeをインストールし、ADBのプラグインを導入する.
Android4.4(Kitkat)以上の実行環境(実機がなければエミュレータをセットアップする)
WebViewを初期化する際に以下のコードを追加する.
1 2 3 |
if(Build.VERSION.SDK_INT >= Build.VERSION_CODES.KITKAT) { WebView.setWebContentsDebuggingEnabled(true); } |
2.デバッグの実施
デバッグしたいアプリをEclipseからAndroid4.4(Kitkat)以上の実行環境で実行する.
WebViewを開く箇所までアプリを実行する.
Chromeを開き、アドレスバー右のアンドロイドマークをクリックします.
メニューが出てくるので、ViewInspectionTargetを選択します.
新しいタブにChromeが認識しているAndroidのWebViewが一覧で表示されるので、デバッグしたいページを探し、inspectをクリックする.
ChromeのDeveloper Toolsが起動するので通常のWebアプリと同じようにデバッグできる.