通常のAndroid端末は一定時間経過するとモニター・CPUがオフになります.
ファイルのダウンロードのような時間が掛かる処理を行っていた場合、予期せぬ状態で処理が止まってしまう可能性があります.
そこで、これに対応する実装方法を紹介します.
1.CPUをオンにしておきたい場合.
WAKE_LOCKを取得します.
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						    PowerManager pm = (PowerManager) mContext.getSystemService(Context.POWER_SERVICE);     PowerManager.WakeLock wl = pm.newWakeLock(PowerManager.PARTIAL_WAKE_LOCK, "TagToDistinguish");     wl.acquire();     // 時間の掛かる処理     wl.release();  | 
					
必ず、忘れずにreleaseを呼んでください.これを呼ばないと、バッテリーの消耗が著しく激しくなります.
WAKE_LOCKはこのような危険性があるため、パーミッションが必要です.
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						<uses-permission android:name="android.permission.WAKE_LOCK" />  | 
					
このエントリを読まれている方は、ほぼほぼこちらのケースかと思いますが、2.の場合に当てはまるか念のため確認してください.
2.の実装であれば、処理の危険性なく、パーミッションも不要となります.
2. 画面のみをオンにしておきたい場合
ユーザが電源ボタンを押した場合には処理が停止してもいい場合は、以下の実装で画面をオンにしておくことができます.
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						  @Override   protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {     super.onCreate(savedInstanceState);     //Acitvityの処理     getWindow().addFlags(WindowManager.LayoutParams.FLAG_KEEP_SCREEN_ON);   }  | 
					
また、LayoutのXMLへの属性追加でも同様の 効果が得られます.
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						android:keepScreenOn="true"  | 
					
より詳細な情報については、公式ドキュメントのKeeping the Device Aliveに記載があります.