vimでの置換について紹介します。
:s コマンドを利用します.Insertモードになっている時は、Escを押してから:sから始まるコマンドを入力してください.
:s コマンドの具体的な使い方は下に列挙しましたが、ポイントは2点です.
- 対象範囲は、:s → :s///g → :%s///g の順で広くなっていく
- 末尾のgの前に、c(おそらくconfirmの頭文字)をつけると、確認しながら置換できる
コマンド一覧
コマンド | 動作 |
---|---|
:s/[置換対象文字列/[置換文字列] | カーソル行の一番目に見つかった[置換対象文字列]を[置換文字列]で置換えます。 |
:s/[置換対象文字列/[置換文字列]/g | カーソル行全ての[置換対象文字列]を[置換文字列]で置換えます。 |
:s/[置換対象文字列/[置換文字列]/cg | カーソル行全ての[置換対象文字列]を[置換文字列]で以下の確認を行ないながら置換えます。 y:置換する n:置換しない a:全て置換 q:置換中止 |
:%s/[置換対象文字列/[置換文字列]/g | ファイル全体の[置換対象文字列]を[置換文字列]で置換えます。 |
:%s/[置換対象文字列/[置換文字列]/cg | ファイル全体の[置換対象文字列]を[置換文字列]で以下の確認を行ないながら置換えます。 y:置換する n:置換しない a:全て置換 q:置換中止 |
Tips
改行コードをマッチさせる方法
→ 改行コードを挿入するにはCtrl+vと押した後にEnterを押す。^M が入力されるが、これが改行コードを意味している.