サーバに入って作業をしていると、ふと利用しているOSが何なのか忘れてしまう時があります.
そんなときの確認方法をまとめました.
1. unameを利用する
システムの情報を知るコマンド uname を利用しましょう.
全ての情報を表示する-aオプションをつければ、必要な情報の殆どが取得できます.
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$ uname -a FreeBSD www.foo.jp 9.1-RELEASE-p24 FreeBSD 9.1-RELEASE-p24 #0: Thu Feb 5 10:03:29 JST 2015 root@www.foo.jp:/usr/obj/usr/src/sys/ amd64 |
細かくオプションを指定したい場合は、以下を参考にしてください.(環境によっては利用できないオプションがあります)
-a, –all | -m,-n,-r,-s,-vオプションで得られる情報をすべて出力する |
-m, –machine | コンピュータ(ハードウエア)の種類を出力する |
-n, –nodename | ネットワークにおけるホスト名を出力する |
-r, –release | OSのリリース番号を出力する |
-s, –sysname | OSの名称を出力する |
-v | OSのバージョンを出力する |
–help | unameコマンドの使用法を表示する |
但し、Distroのバージョンまでは表示できない場合もあります.
2./etcのファイルを見る
ファイル名はDistroごとに異なりますが、/etcの下にDistro名の入ったファイルがあります.
それをcatで確認することで、uname -a では得られない情報を取得できます.
主要なDistroごとのファイル名は以下の通り.
- ReadHat/CentOS : /etc/redhat-release , /etc/issue
- Fedora : /etc/fedora-release
- Debian : /etc/debian_version , /etc/issue
- SuSE Linux : /etc/SuSE-release
- Vine Linux : /etc/vine-release