Linuxで標準出力とエラー出力をリダイレクトし、特定のファイルに書き出す方法をまとめました.
1.ファイルを新規作成し、書き出す
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$ echo "redirect test" &> output.log |
実行される都度、出力先は新規作成されます.
既に存在している場合は、そのファイルは消えて新しいファイルが作られるので注意してください.
古くからある機能なので殆どの環境で利用できます.
以下3つの構文は同じ効果を持っているので、お好みで使い分けてください.
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$ command >& output $ command &> output $ command > output 2>&1 |
2.既にファイルがある場合は追記する
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$ echo "redirect test" &>> output.log |
こちらは1.と異なり既にファイルがある場合は追記します.
ファイルが存在しない場合は新規作成されます.
以下3つの構文は同じ効果です.
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$ command >>& output $ command &>> output $ command >> output 2>&1 |