Mac遊びの昼食: ソニー、CCDセンサを製造終了の予定

取引先某社から、こんなお知らせがきました。

この度、ソニー株式会社より2017年3月にCCDセンサーの製造が終了されるという発表がありました。
民生品分野では2004年に出荷台数ベースでCMOSセンサーがCCDセンサーを上回り、産業用カメラの分野でもCMOSセンサーの採用が進んできている中では自然な流れですが、弊社取扱い製品につきましては長期的な供給を確保できるように対応を取ってまいります。

【ソニー株式会社が提示している生産終了予定】


・最終購入期限:2015年8月末迄
・ウエハー生産:2017年3月製造終了
・センサー出荷:2020年3月迄 継続

CMOSの性能が進んだおかげで、CMOSの出荷数がCCDの出荷数を超えていた。

コンシューマ向けのデジカメをはじめ、産業用途でもCMOSカメラが増えてきていたので、

生産をCMOSへ注力しようということなんでしょう。

自分が大学を卒業する頃なんて、CMOSがCCDの性能を超えるなんて思ってもみなかった。

コンシューマ向けはまだいいとして、産業用途だと装置の仕様変更やら保守やらを検討しないといけない場合も出てくるので、かなりやっかいですね。生産終了自体はまだ2年先なのでその間になんとかしなくては。

場合によっては販売や保守を打ち切ることもあるよね。装置メーカは大変だ。

おっと、うちだって例外じゃないぞ、と。

CMOS、CCD、それぞれの特徴、長短が(性能だけでなく、生産なども含みで)あろうかと思いますが、

ソニーがCCDの生産自体を止めてしまうとなっては、今後はCMOSセンサの益々の生産増加とともに、CCDはかなりレアなセンサになっていくのでしょうね。