【ウクライナ情勢】国連「500万人に人道支援必要」6000人超死亡、避難は130万人超

 国連人道問題調整室(OCHA)報道官は9日、東部で紛争が続くウクライナで、人道支援が必要な住民が約500万人に上ると述べ、国際社会に一層の支援を呼び掛けた。ジュネーブで記者団に語った。

 報道官によると、昨年4月中旬に始まった東部の紛争で、今年6月3日までに少なくとも推定6454人が死亡、負傷者は1万6146人に上った。国内避難民は130万人以上に達するという。(共同)