8.6秒バズーカー、復活『M-1』に出場! 優勝賞金で「ハワイで隠居したい」 | ニコニコニュース

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5年ぶりに復活する若手漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2015』のエントリー受付開始会見が26日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行われ、ナイツ、スリムクラブら決勝進出経験者から、8.6秒バズーカー、ピスタチオといった初出場者まで、早くもボケ合戦を繰り広げた。

会見には、11組のコンビが出席。久々の開催に皆テンションが上っており、ナイツの塙宣之は登場するなり、トレンディエンジェルの斎藤司の"毛の薄い"頭を指して「桂銀淑(ケイウンスク)!」という名前を発する際どいボケを。その後も随所でこの名前をつぶやき、若い女性客を置きざりにして、一人でご満悦だった。

エントリーの受け付けは、この会見から開始。全員がエントリーし、早速参加料の2,000円を、司会のトータルテンボスに支払った。

ここでも、それぞれがボケを披露。トレンディエンジェルの斎藤が、現金が無いと言ってTポイントカードを差し出したり、チキチキジョニーの石原祐美子が、胸元にお札を挟んで取らせようとしたり、バンビーノの藤田裕樹が、持ち道具である動物のかぶり物の口から差し出したりと、思い思いのボケを見せる中、最後にPOISON GIRL BANDの阿部智則は「裏でスタッフさんに2,000円渡された。みんなヤラセだったんだ」と暴露し、芸人たちを慌てさせた。

支払いを済ませた芸人たちは、意気込みを発表。8.6秒バズーカー・はまやねんは、優勝賞金1,000万円で「ハワイで隠居したい」、相方の田中シングルは「1回戦敗退というのは無いようにしたい」と目標を語った。

人気絶頂の8.6秒バズーカーには、質問が集中。リズムネタではなく、漫才で勝負することについて、田中は「大阪では普段漫才しているので、ちょっと自信はあります。センターマイク立てて『ラッスンゴレライ』してるだけですけど(笑)」と回答し、はまやねんがボケを、田中がツッコミを担当すると語った。また、ライバルのコンビ名を問われたが、まだ結成2年目のため、回答に窮する場面も。それでも8.6秒バズーカーへの質問が続く状況に、トータルテンボスの藤田憲右は「何回聞くんですか!?」と、思わず突っ込んでいた。

エントリーの応募は、8月31日まで受け付け。従来の応募資格は、コンビ結成10年以内だったが、大会が5年間行われなかったため、15年以内に広げられた。1回戦は8月17日から10月4日まで、全国8地区で行われ、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝をへて、決勝戦は今年の冬に朝日放送・テレビ朝日系で生放送される。

なお、敗者復活戦は、決勝戦当日に生放送。準決勝まで残ったコンビのうち、視聴者投票で最多得票者1組が選ばれる。