26日、爆発で騒然とするクウェート市のモスク周辺に集まった市民らを規制する治安部隊員(AP=共同)
共同通信社

 【パリ、カイロ共同】1月に連続テロが起きたフランスや、3月に博物館襲撃テロがあったチュニジアで26日、テロが相次いだ。クウェートにあるイスラム教のモスク(礼拝所)やソマリアでも自爆テロとみられる爆発などがあり、報道によると、4カ国での死者は計80人超、負傷者は200人を超えた。いずれもイスラム過激派による犯行とみられる。日本人が巻き込まれたとの情報はない。

 クウェートの爆発については、昨年6月29日に「国家樹立」を一方的に宣言した過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。26日は宗教心が高揚するラマダン(断食月)の金曜日だった。

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