【ニューヨーク共同】オバマ米大統領が、インターネット上で22日に公開されたコメディアンとの対談番組で、人種問題を語る中で黒人に対する差別語「ニガー」を使い、全米に波紋を広げている。

 大統領は、過去数十年間で米国の人種問題が改善し、黒人の機会が広がったのは事実としながら「奴隷制や差別の名残は至る所に長い影を落としている。われわれは人種差別をまだ克服していない。人前でニガーと言うのが失礼とかいう問題ではない。それでは人種差別の有無は測れない」などと述べた。

 米大統領が「ニガー」を表立って使うことは、「何世代もなかった」(ニューヨーク・タイムズ紙)とされる。