梶裕貴らが劇場アニメ「進撃」の見どころ語る「新規のセリフにも注目して」 | ニコニコニュース

(左から)エレン役の梶裕貴、ミカサ役の石川由依、アルミン役の井上麻里奈、荒木哲郎監督。巨人の東部型のくす玉も用意された。
コミックナタリー

諫山創原作による劇場アニメ「『進撃の巨人』後編~自由の翼~」の初日舞台挨拶が、本日6月27日に東京・新宿バルト9にて行われた。

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イベントが始まると、エレン役の梶裕貴、ミカサ役の石川由依、アルミン役の井上麻里奈、荒木哲郎監督の4人がマントを羽織って客席後方から登場。マントの下には、全員が調査兵団のジャケットを着用していた。見どころを問われた石川が女型の巨人と戦うことについて触れると、上映前の舞台挨拶ということもあり、井上は「仲間かもしれないよ?」、梶は「あれ、ミカサかもしれないよ?」と、ネタバレを避けるためおどけてみせる場面も。

「『進撃の巨人』後編~自由の翼~」はTVアニメ第14話から24話に、新規カットを交えて再構成した総集編。梶は「新しく音声を収録したシーンが結構あるんです。TVシリーズをご覧になっている方は、このシーンちょっとセリフが違ってたなとか、短くなってたなってことに気付いていただけると、かなりの進撃マニアだと認定することができます(笑)」と説明し、「最後のバトルでセリフがちょっと変化していると思いますので、そういうところも気にしてほしい」と見どころを語った。

TVシリーズの放送を終えてから2年。梶は「やっと客観的に見れるようになった」と心境を語り、「エレンの人の声大丈夫かな、とも思った(笑)」と、叫ぶシーンが多い自分の役柄についても言及する。一方、石川は、最初は人気作品に声をあてることにプレッシャーがあったが、劇場版を見て「『これからはミカサを絶対誰にも譲らないぞ』という気持ちになりました」と決意を新たに。これを受け梶と井上は「ほかの人にはできませんから」「我々としても(そんな人がいたら)許せないですね、駆逐します」と援護していた。最後に梶は「きっと後編見終わったあとには、早く2期が見たいと思っていただけるはずですので、これからも原作とあわせて応援よろしくお願いします」と締めくくった。

「『進撃の巨人』後編~自由の翼~」は本日より全国ロードショー。エンディングには、2016年に制作予定のTVシリーズ2期につながる新カットも披露されている。なお舞台挨拶は明日28日に東京・神奈川、7月4日に東京・名古屋・京都、5日に大阪でも行われる予定だ。