安全保障関連法案反対をアピールする参加者=27日午後、東京・渋谷のハチ公前
共同通信社

 大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」が27日、東京・渋谷のハチ公前で安全保障関連法案反対のアピールをした。参加者からは、自民党若手議員の勉強会で報道機関に圧力をかけるような発言が出た問題について「自らに批判的な意見をつぶそうとするやり方は許せない」「言論の自由が危ない」と反発する声が相次いだ。

 毎週金曜夜、国会前で抗議行動をしている同グループメンバーで、和光大4年の福田和香子さん(21)は「自民党はぼろを出した。言論・表現の自由が危ない」と批判。「今できることは反対の声を上げること。もう誰も無関心ではいられないでしょ」と通行人たちに呼び掛けた。