国家公務員に30日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く一般行政職(平均36・7歳)の平均支給額は約61万9900円で、昨夏より約3万3200円増え3年連続のプラスとなった。夏のボーナスとしてはリーマン・ショックを経た2009年以降で最高。支給月数は1・945カ月だった。

 特別職の支給額は、安倍晋三首相が約353万円、閣僚が約294万円だった。財政改革に取り組む姿勢をアピールするため、首相は30%、閣僚は20%をそれぞれ自主返納している。

 最高額は寺田逸郎最高裁長官で約504万円が支給された。