マイクロソフト、「Oculus Rift専用レンズ」の3Dプリントデータ配布を開始 | GGSOKU - ガジェット速報

Neowinは29日(現地時間)、米マイクロソフトが、Oculus VR製のVRヘッドセット「Oculus Rift」専用レンズの3Dプリントデータの配布を開始したと伝えています。

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マイクロソフトによると、この独自開発の ”Oculus Rift専用レンズ” を利用することで、Oculus Riftに標準搭載されているレンズよりもさらに鮮明なVR映像描写を実現。同時に、”レンズ歪み(lens distortion)” の発生を回避することも可能になるとのことです。

ただ、その代償として「視野の広さが狭くなる」という欠点もあるようで、どちらを優先させるかは個々人の好みによって大きく左右されることになりそうです。また、このレンズを入手するには、3Dプリントを実行可能な環境はもちろんのこと、標準レンズに使用されるものと比較してかなり高価な素材が必要となる模様。

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独自開発レンズ(上)と標準搭載レンズ(下)利用時のVR映像の描写比較

なお、「Windows 10」がOculus Riftを正式にサポートしていることは公式に明言されていますが(過去記事)、どうやらマイクロソフトはソフトウェア方面からのみならず、ハードウェア方面からも手厚くOculus Riftのサポートを行う姿勢のようです。

[Microsoft Research via Neowin]