ドバイヤバイ。国を挙げて超大型3Dプリンターで建物をビルディング

150701-d12.png


高さ20フィート(6m)の3Dプリンタってナニゴトですか...。

ちっちゃいモノの3Dプリントは一般化してきました。車くらいの大きさの3Dプリントも実用化されています。じゃあ次は? 建物いっちゃう?

すでに中国で外装を3Dプリンティンしたアパートが登場しているようですが、アラブ首長国連邦(UAE)イノベーション委員会は彼らを追い越し、アラブ首長国連邦を世界の(科学技術の)ど真ん中にしたいというプロジェクトを計画しています。このお話にはドバイの首長ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームさんも、UAEの首相も副大統領も賛同。エクステリアだけではなく内装・家具といったインテリアに至るまで3Dプリンティンプリンティンできる技術の確立を目指しています。


150701-d4.jpg


うまくいけばコンクリート特殊強化(SRC)、繊維強化プラスチック(FRP)、ガラス繊維強化石膏(GRG)を素材とするスタイリッシュなコンパクトオフィス物件が数週間で作れちゃうとのこと。また人件費は50〜80%削減、建設廃棄物も30〜60%ほど少なくなるとか。

最初のロットで作られたスペースは3Dプリント博物館として使うとのこと。相変わらずやること成すことアメージングですね。ドバイは。


source:3DPrint.com

(武者良太)