総務省が1日発表した1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、国内の日本人の人口は、前年より27万1058人(0・21%)減少し1億2616万3576人となった。6年連続で減り、減少数は調査開始の1968年以降で最大。第2次ベビーブーム(71~74年生まれ)の団塊ジュニアが40歳を超えて出産適齢期とされる女性数が落ち込み、出生数も減っていく時代を迎えた。選挙権年齢が18歳以上になる来年6月から新たに増える有権者は約240万人の見込み。

 地域別では前年より2県多い41道府県で減少。三大都市圏では東京圏のみ増加が続き、一極集中がさらに進んだ。