東海道新幹線で放火事件が起きたことを受け、警察庁は1日、鉄道をめぐる安全確保の対策を改めて徹底するよう全国の警察に指示した。「他県でも危険物を使った違法事案が懸念される」として、既に実施している(1)駅などでの警察官の立哨や巡回(2)新幹線への警戒乗車(3)自主警備の強化と不審情報の通報を鉄道事業者に要請―を一層進めるよう求めた。