「バケモノの子」原作が急上昇、「おおかみこどもの雨と雪」と同ペース。 | ニコニコニュース

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今週発表の最新7月6日付けオリコン週間“本”ランキング(集計期間:6月22日〜28日)の文庫部門では、数々のヒット作を手がける細田守監督の新作アニメーション映画の原作で、同氏が執筆した「バケモノの子」(KADOKAWA/6月20日発売)が、先週付けの32位から9位(週間売上2.1万部)に急上昇した。

7月11日の映画公開を目前にTOP10入りを果たした本作は、細田守監督が自ら執筆を手がけた2作目の小説作品。映画は役所広司、宮あおいら豪華俳優陣が声優として名前を連ねる中、若手女優の注目株である広瀬すずが初声優を務めて注目を集めているほか、Mr.Childrenが主題歌に新曲「Starting Over」を提供していることでも話題を呼んでいる。

同作のランキング登場2週目となる現時点での累積売上部数は2.7万部。細田氏の初小説で発売以来の総累積売上が44.6万部のヒットとなった「おおかみこどもの雨と雪」(KADOKAWA/2012年6月発売)が、同じく登場2週目(2012年7月9日付け)で記録した累積売上2.6万部とほぼ同ペースの滑り出しを見せており、映画公開と夏休み突入を追い風とした売上部数上昇、また「おおかみこども〜」を超えるヒットへの期待が高まる。