海軍施設を封鎖=銃撃情報で一時緊迫―米首都

【ワシントン時事】米首都ワシントンの警察当局によると、首都南東部の海軍施設「ワシントン海軍工廠」敷地内の建物で2日午前7時半(日本時間同日午後8時半)ごろ、銃撃のような音がしたとの通報があった。当局は一帯を封鎖し、2時間近くをかけて施設の状況を確認。「銃撃の痕跡はなく、負傷者もいない」と断定し、厳戒態勢を解除した。

 CNNテレビは、多数の警察車両が施設周辺の通りを封鎖する映像を放送。警察当局などが職員らを施設外に誘導した。首都警察のラニア本部長によると、通報したのは施設内にいた女性職員。この職員が何らかの物音を発砲音と勘違いした可能性もある。