東京都板橋区のマンション駐車場で首を切断されたとみられる子猫の死骸が放置されていたことが3日、警視庁志村署への取材で分かった。周辺では4月にも首がない猫やハトの死骸が見つかっており、警視庁は関連を調べるとともに動物愛護法違反の疑いも視野に捜査している。板橋区は防犯パトロール活動を強化した。

 志村署によると、今月2日午後4時5分ごろ、板橋区蓮根にあるマンションの住人から「駐車場に首がない子猫の死骸がある」と110番があった。警察官が駆け付けたところ、死骸は首がない胴体と幾つかの肉片に分かれており、首は刃物のようなもので切断された可能性があるという。