【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の欧州金融安定化基金(EFSF)は3日の理事会で、ギリシャが国際通貨基金(IMF)に債務を返済しなかったことは「デフォルト(債務不履行)」に当たるとの見方を示した。IMFは同国を「延滞国」と認定し、ギリシャは事実上のデフォルト状態に陥っている。こうした現状をEFSFは追認した形となった。

 ギリシャはIMFに対する債務を支払期限だった6月30日までに返済できなかった。EFSFはIMFへ債務を返済しない事案をデフォルトとして扱う取り決めになっており、今回これに沿ってデフォルトとした。

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