「R25」休刊 創刊から11年 Web主軸に刷新

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 リクルートと電通の合弁企業・Media Shakersは7月3日、フリーマガジン「R25」(発行:リクルートホールディングス)の定期刊行を、9月発行号を最後に終了すると発表した。10月1日からWeb版の「web R25」のブランドを「R25」に統合し、デジタルデバイスを主軸にしたメディアに刷新する。特別号などは紙での発行を続ける。

 R25は2004年に創刊した30歳前後のビジネスマン向けフリーマガジンで、駅のラックなどで無料配布している。当初は週刊だったがその後月2回刊となり、今年4月からは月1回刊となっていた。

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 最近は「スマートフォンをはじめとするデジタルデバイスからのアクセスが著しく増大している」と、定期刊行してきた紙版は9月24日発行号を最後に休刊。Web版の「web R25」を「R25」にリニューアルし、従来のニュースコラム型コンテンツに加え、紙で届けてきたストック性の高い特集型コンテンツも提供する。特別号などは紙での発行を続ける。

 毎年3月に発行してきた新入社員向け「R22」や、ローソンと共同で発行した「R40」、女性向け「L25」などターゲットを絞った“兄弟姉妹メディア”の発行は紙でも継続し、Webでも展開する計画だ。

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