国会で行われたテロ対策訓練で、テロリスト(右下)を制圧する警察部隊=5日
共同通信社

 警視庁と衆参両院は5日、東京・永田町の国会議事堂に国籍不明のテロリストが侵入し、立てこもったと想定した合同訓練を行った。警視庁によると、国会でのテロ対策訓練は1936年の完成以来、初めて。

 昨年10月に国会敷地内に男が侵入した事件や、カナダの連邦議会議事堂などが襲撃された事件を受け、国会側が警視庁に実施を依頼していた。

 訓練は、銃器と爆発物を持ったテロリスト3人が参観者を装って侵入、衆議院に立てこもるという想定で行われ、警視庁約150人、衆参両院約270人が参加した。

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