【アテネ共同】欧州連合(EU)などが求める財政再建策への賛否を問うギリシャの国民投票は、5日午後9時(日本時間午前3時)の内務省の中間集計(開票率約30%)によると、反対が60・67%、賛成が39・33%となっている。開票作業は続いており、投票率は成立要件の40%を超えたとみられる。

 大勢は5日深夜(日本時間6日朝)までに判明する見込み。

 反対多数ならEUからの支援は遠のき、ギリシャが財政破綻する恐れがある。ユーロ圏離脱やEU脱退という最悪のシナリオも予想され、世界経済の波乱は不可避だ。

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