1秒間に11文字喋る声優の妙技、人気声優・悠木碧が超ダッシュCM。 | ニコニコニュース

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昨年末に集英社が新創刊したライトノベルレーベル「ダッシュエックス文庫」から初のアニメ化作品となる「六花の勇者」(山形石雄 イラスト/宮城)の放送開始を記念して、同作でヒロイン・フレミーを演じる人気声優の悠木碧が、「伝えたいことが多すぎる!ダッシュエックス文庫!!」CMのナレーションを務めることが決定。このたび、CMのメイキング映像が解禁となった。

「ダッシュエックス文庫」は、集英社の誇るジャンプ各誌でのコミカライズ(漫画化)をはじめ、アニメ化、映画化を含めたメディアミックス展開を視野に入れ新創刊されたライトノベルレーベル。

解禁となった特別映像は、30秒の間に330文字もの量を音読し、「ダッシュエックス文庫」の最大の強みである“魅力的なキャラクター”をナレーションベースで伝えるCMとそのメイキング映像だ。今回のCMでは同レーベルの人気作「クロニクル・レギオン」を題材にナレーションに挑戦している。

ナレーションや話し方のプロと言われるアナウンサーでも1分間に300文字(30秒で150文字)が基本とされている中、その倍以上の文字量、さらに抑揚を付けてのチャレンジには“早口言葉が得意”だという悠木も「これはマズイぞ、普通に5、6回間違えるかもしれないですね」と苦笑い。

「魔法少女まどか☆マギカ」の主人公・鹿目まどかや、「妖怪ウォッチ」の未空イナホなど数々の人気作で声優を務めてきた悠木は、2011年度の第6回声優アワードでは歴代最年少の19歳で主演女優賞を受賞するなど、その演技力にも定評がある。今回も練習では「つらたん…」と弱音を吐いていたが、聞き取りやすさを前提にしながらも抑揚を付け、伝わりやすさにこだわりながら、本番ではたった1回のチャレンジでOKテイクに。切り貼りや速度を変える編集など一切せずに、30秒間に収めるその妙技は感嘆モノだ。

悠木は「六花の勇者」について「『六花の勇者』はそれぞれキャラクターの見た目と本当の姿とのギャップが凄く魅力的で、面白い作品です! 私が演じる勇者フレミーは一見ミステリアスな少女です。孤独な役柄で声のトーンも低いですが、話が進む毎に彼女の本当の気持ちも分かってきて、最初に抱いた印象と全く変わってくるのがまたいいんです! ぜひ今回のCMで興味を惹かれたら、アニメも原作も、一緒に楽しんで貰いたいです」とコメント。

また、「ダッシュエックス文庫」については「ダッシュエックス文庫初のアニメ化作品に声優として選んで頂いて光栄です! どの作品も凄く面白くて好きなキャラクターばかりなので今後もどんどんアニメ化されるといいなと思っています。CMでもキャラクターや作品の魅力が少しでもお伝えできれば嬉しいです!」と期待を寄せている。