TUBEが“通算1000本目”ライブ、逗子マリーナでの初ワンマンから30年。 | ニコニコニュース

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記念すべき30周年イヤーに発売した最新アルバム「Your TUBE+My TUBE」を引っ提げて、全国ツアー“TUBE LIVE AROUND 2015 Your TUBE + My TUBE”を敢行中のTUBEが7月5日、宮城県仙台市にある東京エレクトロンホール宮城でライブを実施。通算1,000本目という大台に到達した。

デビュー曲「ベストセラー・サマー」がヒットしたTUBEだが、地道なイベントなどのライブ出演を重ね、初めてのワンマンライブを開催したのはデビューから約半年後の1985年の11月24日、逗子マリーナでのライブ。初のライブは200人程度のキャパシティにも関わらず、400人ものファンが集まり大成功を収めた。そのファーストライブ以降、TUBEは30年欠かすことなく毎年全国ツアーを開催。この日も、プレミアチケットを手にした約1,600人のファンが宮城に全国から集まった。

今回、デビュー30年というアニバーサリーイヤーでのツアーということで、「SUMMER DREAM」「夏を抱きしめて」など日本の夏を彩ってきた数々のTUBEのヒット曲や、15組のアーティストが楽曲提供した最新アルバム「Your TUBE+My TUBE」から、玉置浩二が楽曲提供した「スコール」を初披露し、「デビュー30年のお祝いに音楽の神様からのギフトだと思う」と楽曲提供してくれたアーティストへの感謝の気持ちを語り、TAK MATSUMOTO(B'z)作詞&TAKURO(GLAY)作曲の「LOVE BEACH」、“冬の女王=広瀬香美”が“夏の貴公子=TUBE”に贈った曲「おかげサマー」、怒髪天のメンバーが作詞・作曲した「夏番長」など全21曲を披露しファンを魅了した。

また、ダブルアンコールでは1,000本目を祝したTUBEへのケーキと、翌6日に50歳を迎えるベースの角野秀行への誕生日ケーキがサプライズでステージ上に登場。メンバーとファンによる「ハッピーバースデー」の大合唱で笑顔で包まれ、ダブルアンコール曲「Smile」では「Your TUBE+My TUBE 祝1,000本」と印字された銀テープが噴射され、ファンは終始大盛り上がり、スペシャルな一夜となった。

1,000本目を迎え、ボーカルの前田亘輝は「ステージでハッピーバースデーをむかえるようになって30年。30年変わらずバンドを愛し続けてくれてありがとうございます。1日でも長くみなさんとライブの時間を過ごせることを楽しみにしています」と感謝の気持ちを語った。

全国ホールツアー「TUBE LIVE AROUND 2015 Your TUBE + My TUBE」は7月18日の国際フォーラム ホールAのライブで前半スケジュールは一旦ファイナルを迎えるが、毎年恒例の野外スタジアムでのライブを夏に開催し、本ツアーは12月まで続く予定。30年間の感謝の気持ちを半年通して全国のTUBEファンに直接届けに行く。

また、今年の野外ライブは8月22日(土)に横浜スタジアム、9月23日(祝・水)に阪神甲子園球場にて開催され、いずれも連続25回目を迎える。

そして、7月15日には初のオールタイムベストアルバム「BEST of TUBEst〜All Time Best〜」をリリース。TUBEはこれまでに、35枚のアルバムと57枚のシングルをリリースしてきており、「あー夏休み」「シーズン・イン・ザ・サン」「夏を抱きしめて」などのヒット曲はもちろん、デビュー曲「ベストセラー・サマー」から最新シングル「SUMMER TIME」までTUBEの30年の軌跡を収めた全50曲収録の究極のオールタイムベストアルバムとなっている。