7割以上が……。仕事とプライベートどっちが大事? 「仕事が中心の生活」「プライベートのための仕事」 | ニコニコニュース

マイナビスチューデント

就職して実際にしばらく働いてみると、社会に出るまでの考えから、仕事とプライベートのどっちが大事かということについて、考え方が変化したりするものですよね。今回は社会人男女を対象に、仕事とプライベートへの考え方について調査しました。

■働いてみて、仕事とプライベート、どっちを大事にすべきだと思いますか?

仕事       134人(27.2%)

プライベート   359人(72.8%)

どちらか一方を選んでもらったところ、「プライベート」との回答が7割以上と大差がついた結果となりました。現代的な結果と言ったところかもしれませんね。では、それぞれの理由についても聞いてみましたのでご紹介しましょう。

■「仕事」のほうが大事だという理由を教えてください

●お金がないと……

・稼がなければならないから(男性/30歳/農林・水産)

・お金がないと生きていけないから(女性/28歳/学校・教育関連)

・お金がないと生活に潤いナシ(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)

・遊び優先が理想だが、お金がないと何もできないから(女性/24歳/食品・飲料)

お金がないと生活ができないという基本的な部分で仕事の方が大事だという意見が多く寄せられております。プライベートも充実しないですからね。

●責任感ややりがいが

・責任感のあることをしているということで充実すると思うので(男性/32歳/学校・教育関連)

・社会と言うのは組織だから一員として仕事が大切だと思う(女性/34歳/その他)

・仕事にやりがいを感じたから(男性/26歳/電機)

・仕事はしっかり考えて頑張らないと成功しないので(女性/22歳/医療品・化粧品)

責任感ややりがいという言葉を使ってコメントを寄せてくれている人が非常に多い結果となりました。そのようなポイントが充実しているということでプライベートも成り立つという意見が多く寄せられています。

●仕事あってのものだから

・仕事あってのプライベートだと思うので(男性/34歳/情報・IT)

・仕事が充実しているとプライベートも有意義に過ごせると思うので(女性/36歳/ソフトウェア)

・仕事が中心になっているので(男性/31歳/金融・証券)

・プライベートの良さは仕事次第だから(女性/22歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

仕事次第でプライベートも左右されるという意見、とても多く寄せられました。充実した仕事によってトータルとして人生が良くなるということですよね。

一方で7割以上の方が選んだ「プライベート」が大切だという意見の理由はどのようなものでしょうか?ご紹介しましょう。

■「プライベート」の方が大事だという理由を教えてください

●生きている意味は

・生きるための手段として仕事があるので(女性/28歳/商社・卸)

・仕事を頑張ってもあまり報われないから(女性/38歳/金融・証券)

・仕事を生きがいにしても自分に返ってこないことが多いと思う(女性/27歳/金融・証券)

・自分の時間を大切にしないで、何のために生きているかわからない(女性/33歳/医療・福祉)

生きる意味として、仕事は手段なだけだという意見がもっとも多く寄せられております。目的は自分の人生の充実と言うことで、それが大事ということですよね。

●人生は長い

・仕事をする時期は人生の一時期でしかないので(女性/40歳/学校・教育関連)

・仕事は定年で終わるので(女性/35歳/機械・精密機器)

・何のために働くのかを考えたら(男性/35歳/小売店)

・仕事は生活の一部なだけ(女性/33歳/運輸・倉庫)

長い人生の中で、仕事をしている時期ってほんの一部なんですよね。22歳から60歳で考えても40年弱ですからね。半分くらいということになりますよね。

●プライベートのために

・プライベートを充実させるために仕事をしているので(女性/33歳/医療・福祉)

・プライベートは一生ついてくるものだから(女性/29歳/医薬品・化粧品)

・プライべートの充実が仕事に活きてくるので(女性/25歳/医薬品・化粧品)

・プライベートをどれだけ楽しめるかが勝負だと思うので(女性/29歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

やはりプライベートのために働いているのですという意見、多く寄せられています。またプライベートが充実していることで仕事もいい結果となるという意見も。

いかがでしたか? もちろん人それぞれ、意見が分かれるところだとは思いますが、現代人にとってはモーレツに働くというよりも、しっかり人生を楽しむということが重要のようですね。高度成長期の社会人に聞いたらどのような結果となっていたでしょうか? それとの比較もしてみたいですね。

文●ロックスター

調査時期:2015年6月

アンケート:フレッシャーズ調べ

集計対象数:社会人男女493人(インターネットログイン式)