依然としてWindows XPが10%超 - 6月のOSシェア - エキサイトニュース

Net Applicationsから2015年6月のデスクトップOSシェアが発表された。6月はWindowsがシェアを落とし、かわりにMacとLinuxがシェアを増やしている。ただし、それでもWindowsのシェアは90%を超えており、デスクトップ向けオペレーティングシステムとして支配的なポジションにある。

バージョン別に見ると、Windows 7のシェアが60.98%と過半数を占め、これにWindows 8.1の13.12%、Windows XPの11.98%が続いている。Windows 7、Windows 8.1、Windows XPのシェアの合計は86%を超えており、この3つのバージョンが強い影響力を持っていることがわかる。なお、Windows XPのセキュリティサポートはすでに終了しており、世界中のデスクトップのうち、12%に近いPCがセキュリティサポートの提供されていない状態のまま使われていることになる。

バージョンごとに推移に注目すると、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10の3つのWindowsプラットフォームが増加傾向を見せており、これ以外のバージョンは減少傾向を見せている。デスクトップ向けおよびタブレットデバイス向けの双方で最新バージョンへの移行が進んでいることがわかるほか、次期メジャーアップグレードバージョンとなるWindows 10に開発者の関心が向いていることが見える。