Android M対応の「CyanogenMod」カスタムROMが早くも開発中

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SIMフリースマホにベストのOSへ!

Android 6.0に位置づけられるのか、それともAndroid 5.5のバージョンとなるのか? いまだ定番の正式スイーツ名をめぐっても謎だらけの「Android M」なる次期Android OS。今秋にNexusシリーズの最新モデルのスマートフォンでデビューを飾る可能性が高く、首を長くして待っているユーザーも多いですよね。

そんなまだ準備段階のAndroid Mですけど、早くもカスタムROM「CyanogenMod」が、Android M対応の新バージョンの開発に着手する方針を公式にアナウンスしていますよ。順調に進めば、年内にも自由度の高い最新のAndroid MベースのカスタムROMを、あなたのスマートフォンにだってインストール可能となるやもしれません……。

CyanogenModは、基本的にルート権限を取得(root化)しなければ導入できないため、決して携帯電話キャリアやメーカーは推奨する立場を取っていません。とはいえ、さまざまなキャリアやメーカーによって課された制限から解き放たれるため、一部のユーザーから非常に根強い支持を集めているようです。

例えば、CyanogenModを導入するメリットとしては、いわゆる脱獄アプリの数々が使えるようになるほか、勝手にデフォルトでインストールされてしまった、ブロートウェアという、通常ならば消せないアプリを一掃することができます。なによりも、うまくいけば格段にバッテリーの持ちがよくなる導入例も多数報告されていますからね。MVNOのSIMロックフリーな環境で使うスマートフォンには、まさに最適のカスタムROMではないでしょうか?

早期のAndroid Mへの対応を謳うのみならず、既存のバージョンへの手厚いサポートも、CyanogenModユーザーから高く評価されているみたいですよ。例えば、このほど最新版の「CyanogenMod(CM) 12.0」の開発が完了しましたけど、同時に旧バージョンを好むユーザー向けには「CyanogenMod(CM) 11.0」の最新版が用意されました。

CyanogenModを全面的にサポートしているわけではないグーグルの意向は気になりますけど、オープンソースのCyanogenModが、これからさらにユーザー層を厚くしていく可能性は十分にありそうですよね~。


source: Tech Times

(湯木進悟)

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