7月4日にエンパイア・ステート・ビルがライトアップされたもうひとつの理由

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あの伝説のバンドも独立記念をお祝いしていました。

7月4日(アメリカ時間)の夜、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルは、昔のライブハウスにあるネオン管を思わせる、ちょっとレトロな色合いで明滅するライトに飾られました。ちょうどアメリカ独立記念日だったので、そのお祝いだと思った人も多かったと思います。

確かにその通りでしたが、実はそれだけではありませんでした。そのライトパフォーマンスは、ニューヨークから1,000マイル(約1,609キロ)以上離れたシカゴで開催されていたグレイトフル・デッドの結成50周年記念のライブのアンコールとシンクロしていたんです。

ライブが行われていたシカゴにある球技場ソルジャー・フィールドは、メンバーとファンにとって思い出深い土地です。というのも、リーダーでギタリストのジェリー・ガルシアが1995年に亡くなる前、最後のコンサートがそこで開催されたからです。それから20年目にアンコールで演奏された曲が「U.S. Blues」でした。

エンパイア・ステート・ビルの照明ディレクターは、かつてグレイトフル・デッドのツアーにも同行していました。市民のアンコールに応えて、5日の夜にも開催されたようですが、日本にいる私たちは動画でその様子を楽しむことにしましょう。



source: Business Insider

(ギズモード編集部)

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