ギリシャショック、注目は6月末か | ダックビル為替研究所 | Klugクルーク

今週21日、22日の欧州首脳会合でもギリシャ債務問題の進展は難しいと見られ
警戒感が強まっているギリシャ情勢。
直近では6月5日に迫るIMF向け債務支払い3億ユーロが用意できないのではとの思惑が広がっている。
3億ユーロでまともにデフォルトするとは考えにくい
(公的債務として大きな金額とは流石にいえない)ものの
緊急流動性支援ELAのヘアカット率拡大などにつながると
早期に懸念が拡大する。

ECBもここは重々承知で
ELAのヘアカット拡大は実施しないことを明言しているが
圧力拡大は避けられないところ。

現行でのELAの承認枠800億ユーロに関しては
潤沢な担保を保持しており、
現行のヘアカット率では950億ユーロ程度までは耐えられる見込み。

ただ、現状で毎週15億から20億ユーロ程度の流出があると見られており
これまで同様に小額ずつ承認枠が引き上げられて
担保ぎりぎりまで行ったとしても
6月末ごろにはいっぱいいっぱい
デッドラインはこのあたりか。