「理想の結婚相手の条件は？」という質問、独身者なら一度は経験があるだろう。しかし、理想なんて挙げだしたらキリがない。むしろ「妥協できる結婚相手の条件は？」と尋ねたほうが、現実の結婚には早道かも…ということで、20～30代の独身女性200人にアンケート調査してみました（協力／アイ・リサーチ）。
〈妥協できる「夫に求める条件」TOP10〉
（全12項目から上位3位まで選択。1位3pt、2位2pt、3位1ptとして集計）
1位 顔（好みの顔ではないけど…） 198pt
2位 家事が苦手（家事ができる夫のほうが良いけど…） 177pt
3位 年齢（希望の年齢と開きがあるけど…） 171pt
4位 スタイル（好みのスタイルではないけど…） 163pt
5位 趣味（合う人のほうが良いけど…） 97pt
6位 収入（希望の収入レベルには達していないけど…） 96pt
7位 離婚歴（初婚の夫のほうが良いけど…） 82pt
8位 共働き／専業主婦の希望（合う夫のほうが良いけど…） 61pt
9位 笑いのツボ（合う人のほうが良いけど…） 53pt
10位 食べ物の好み（合う人のほうが良いけど…） 46pt
※番外
11位 カラダの相性（合う人のほうが良いけど…） 26pt
12位 金銭感覚（合う人のほうが良いけど…） 21pt
特筆すべきは、顔、年齢、スタイルなど、外見に関する項目が上位にランクインしていること。ちなみに、男性に聞いた「妥協できない嫁の条件」1位は、「顔」。僕ら男子が「タイプの子じゃないと一生愛せない」なんてほざいているのに対し、女子はやっぱり大人な感じ…。
逆に11位以下の項目――つまり「妥協できない」ものは「金銭感覚」と「カラダの相性」…。う～ん、こちらも大人…。それぞれに寄せられたコメントは以下の通り。
●1位 顔（好みの顔ではないけど…） 198pt
「毎日見るものだし、いずれ慣れるはずだから。中身がよかったらそれでよい」（30歳）
「いわゆるイケメンでなくても、許容できる範囲であれば悪くないと思うから」（31歳）
「顔なんて、第一印象だけなので、中身が合うことのほうが大事」（29歳）
「ひどくなければ…」（29歳）
「自分が偉そうなことを言える顔ではないから」（30歳）
「贅沢言えんし」（28歳）
「生理的嫌悪感さえなければ好みの顔でなくても行ける」（29歳）
「かっこいい人はもう相手がいるので」（30歳）
「顔なんて、整形でも何でもすれば良いので（極論）」（34歳）
●2位 家事が苦手（家事ができる夫のほうが良いけど…） 177pt
「私ができるから（やりたいから）」（25歳）
「家事が好きで私がやりたいから」（24歳）
「自分もヘタなので」（38歳）
「家事の得意な夫というのはあまり存在しないのではないかと思うので」（24歳）
「できるに越したことは無いけれどお金で解決できることが多いから」（36歳）
●3位 年齢（希望の年齢と開きがあるけど…） 171pt
「人は年齢ではないと思うから」（29歳）
「年齢が近いほうが、話が合ったりするけど、それも最初だけであまり関係ないのかなと思うから」（27歳）
「大事なのは精神年齢だと思うから」（31歳）
「かなり離れた人を好きだから」（39歳）
「自分の年齢が上がっていくほど年齢は気にしないようになった」（34歳）
「そこに重きを置いたら、相手がいなくなる」（39歳）
●4位 スタイル（好みのスタイルではないけど…） 163pt
「太っているのは好きではないけどまあ特に気にしない」（24歳）
「自分もスタイルに自信がないから」（25歳）
「細い方が良いが、多少ぽっちゃりしてても我慢できる」（23歳）
「スタイルであれば、食生活や生活習慣を改善できるように協力していけばいいから」（27歳）
●5位 趣味（合う人のほうが良いけど…） 97pt
「別に同じ趣味じゃなくてもよい」（31歳）
「趣味はお互い違って当たり前だと思うので」（29歳）
「趣味は全く別でいいと思っている。それぞれが違ったことに没頭できた方がストレス発散につながると思う」（35歳）
救われるような気持ちになるコメントが並びます。結婚したい男子は、金銭感覚とカラダの相性の良さをアピールするといいのかも？ 難しいな…。
（梵 将大）
※当記事は2015年07月09日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。