中国人が選ぶ日本の鉄板アニメ、スタジオジブリ作品が多数選出される。 | ニコニコニュース

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中国では若者を中心に、一部の日本のアニメが絶大な人気を誇っているが、先日、中国版ツイッター・新浪微博に「おすすめする日本の人気“鉄板”アニメ26作品」という投稿がなされ、多くのネットユーザーの関心を集めた。中でもスタジオ・ジブリ作品が数多く選出されているようだ。

リストは300万人近いフォロワーを抱える「進撃的阿木君」が6月27日晩に投稿したもの。リスト自体は本人自ら作成したものなのか、それとも別の者が作成したものなのかはっきりしないが、この投稿は多くのユーザーにリツイートされ、コメントも次々と寄せられている状況だ。

リストを確認すると、まず気付くのがそのジブリ作品の多さ。

「海がきこえる」(望月智充監督)


「魔女の宅急便」(宮崎駿監督)
「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)
「紅の豚」(宮崎駿監督)
「耳をすませば」(近藤喜文監督)
「蛍の墓」(高畑勲監督)
「風の谷のナウシカ」(宮崎駿監督)
「もののけ姫」(宮崎駿監督)
「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)
「おもひでぽろぽろ」(高畑勲監督)
「天空の城ラピュタ」(宮崎駿監督)
「となりのトトロ」(宮崎駿監督)
「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)

と、26作品の半分となる13作品を占めている。

続いて目立ったのが新海誠監督の作品。「星を追う子ども」「雲のむこう、約束の場所」「秒速5センチメートル」の3作品が選出された。

また、大友克洋監督(「AKIRA」「MEMORIES」※「MEMORIES」では大友監督だけでなく、森本晃司氏&岡村天斎氏も監督を務めている)、細田守監督(「時をかける少女」「サマーウォーズ」)、原恵一監督(「カラフル」「河童のクゥと夏休み」)、今敏監督(「千年女優」「パプリカ」)はそれぞれ2作品ずつ選出されている。今敏監督は残念ながらすでに他界しているため、その才能を惜しむ声が中国ファンからも多数漏れているようだ。

残る最後の2作品は、沖浦啓之監督の「ももへの手紙」と大森貴弘監督の「蛍火の杜へ」だった。

“アニメ大国”である日本の作品、ジャンルは無数にあることから、このリストに不満を示すユーザーも多いようだが、それは致し方ないこと。中国人の“大雑把”な嗜好をつかむには有用なリストとも言えるかもしれない。