死去した岩田聡氏
共同通信社

 任天堂は13日、社長の岩田聡(いわた・さとる)氏が胆管腫瘍のため11日午前4時47分に京都市内の病院で死去したと発表した。55歳。北海道出身。葬儀・告別式は17日午後1時から京都市左京区岡崎天王町26、岡崎別院で。喪主は妻佳代子(かよこ)さん。

 任天堂によると、体調を崩して入院、容体が急変し、亡くなった。昨年の株主総会は胆管腫瘍の療養で欠席したが回復し、今年の総会には出席していた。

 岩田氏は2000年に任天堂入社。02年5月に社長に就任し、ゲーム機「ニンテンドーDS」や「Wii(ウィー)」などヒット商品の開発を先導した。