えなりかずき「実名報道すべき!」少年法の年齢引き下げに賛成 | ニコニコニュース

俳優のえなりかずきが、7月6日に放送された『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)に出演し、少年法改正について「少年法は不要」との持論を述べた。

この日のテーマは「選挙権18歳に引き下げ!少年法も18歳にすべき?」で、えなりは同じくゲスト出演していた夜回り先生こと水谷修氏(59)や、俳優の中尾明慶(27)と激しい議論を交わした。

現行の少年法では、罪を犯した18歳、19歳の加害者は、報道では氏名や顔写真が伏せられるほか、少年の場合は成人に比べて減刑される可能性がある。

えなりは「少年は減刑される可能性が高く、死刑になる可能性が低い」「法律を作る上で遺族の感情をくみ取ってあげる必要がある」と少年法の年齢引き下げについて賛成の立場を示した。

一方、水谷氏は「18歳はまだ自立していない。22歳まで引き上げるべき」と正反対の持論を展開。自らが見てきた事例を基に、母子家庭、貧困家庭、差別問題など少年犯罪の背景に触れ、人生経験や精神成長の必要性を訴えた。

また放送では、先月、川崎市で起こった中学1年の男子生徒が18歳の少年らに殺害された事件についても激しく議論された。

えなりは、主犯格の18歳の少年が実名で報道されたことに対しては「大賛成」だが、実名報道をされなかった2人については「実名報道されてもよかった」「大人と同じルールでいい」と主張した。