【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)は12日、シリア北部アレッポで旧市街の地下道が爆破され、世界遺産であるアレッポ城の城壁に被害があったと発表した。ロイター通信によると、城壁の一部が崩落した。

 フランス公共ラジオによると、アサド政権軍と反体制派との間で武力衝突があった。監視団は政権軍が爆破したと指摘。一方で、国営シリア・アラブ通信は「テロリストが旧市街の地下道を爆破した」とし、反体制派の仕業だと伝えた。

 アレッポはシリア第2の都市で、内戦で西部を政権が、東部を反体制派が支配。7月以降、反体制派が大規模攻勢を仕掛けている。

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