東名阪自動車道で衝突し、道路脇に転落した観光バスとダンプカー=14日午前9時24分、三重県四日市市(共同通信社ヘリから) 
共同通信社

 14日午前3時15分ごろ、三重県四日市市堂ケ山町の東名阪自動車道下り線で、27人が乗った大型の観光バスと大型ダンプカーが衝突、2台とも道路から飛び出し、約2メートル下の茶畑に転落、横転した。バスの乗客ら7歳から65歳までの計27人が病院に運ばれた。県警高速隊によると、バスの50代の男性運転手が左足骨折の重傷、乗客らはいずれも打撲などの軽傷という。

 バスを運行していたロウズ観光(岡山県倉敷市)によると、バス運転手は11日連続勤務。同社担当者は「夜勤前に8時間以上の休憩を取っており、法的に問題ない」と説明した。