Apple Musicを使いこなす10の裏技

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夏フェスの予習・復習をするも良し、新しい音楽とひと夏の恋に落ちるも良し。この夏はApple Music使い倒すぜぇーーー!

さて、ギズモード読者のみなさんは、もちろんApple Musicの3ヶ月無料トライアルにサインアップしましたよね。でも実際にだいたいの機能を使いこなせているかと訊かれたら、自信を持って「イエスッ!」と答えられる人は多くないのではないでしょうか。3ヶ月後、アップルの新しいストリーミング・サービスのユーザーを続けるかどうか決めるにあたって、ぜひこの記事のTipsや裏技を試してみてくださいね。

アーティストやキュレーターをフォロー(+アンフォロー)する


Connectページは、自分がフォローしているミュージシャンをもとにコンテンツが表示されます。好きなアーティストのページでFollow(フォロー)ボタンをタップしましょう。逆に、自分のアカウントのアバターをタップして「フォロー中」から任意のバンドや歌手のフォローをやめたり、自分の音楽ライブラリに追加されているアーティストを自動でフォローする機能をオフにしたりできます。


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フィードをさらにカスタマイズしたいときは、アーティストだけでなくキュレーターもフォローもできます。まず、Radioタブで画面中央のBeats 1をタップします。ここで好きなFeatured show(注目の番組)を選ぶとフォローできますよ。また、New(新着)タブにある「Apple Editor プレイリスト」や「Curator プレイリスト」からもキュレーターをフォローできます。選曲センスの好みが合う人がいたら、こうしたプレイリストも活用してみてくださいね。

音楽を自分のライブラリに追加する


Apple Musicのライブラリに数百万曲が入ってるのはたしかに凄いと思うんですが、どれだけ意味があるんでしょうか。ベストソングを自分のライブラリに追加したほうが、きっとコンテンツ管理も楽になりますよね。各アルバムや楽曲、プレイリストの隣に表示されている「もっと見る([…]アイコン)」をタップして、マイミュージックに追加というオプションメニューを表示させてみましょう。


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選択した曲やアルバム、プレイリストはアプリのMy Musicタブ(もしプレイリストの場合はプレイリスト配下)に表示されるので、音楽を聴きたいときにさくっとアクセスできるのが超便利。自分のコレクションを整理したいときは、同じように「…」アイコンをタップすると自分のライブラリーから任意の音楽を削除できます。

Connect機能を使えないようにする


iOSの設定アプリで「一般」→「機能制限」と進み、機能制限を設定するとConnect機能を切ることができます。どうしてオフにしたくなるのかすぐには分かりづらいかと思いますが、興味がないときはいっそのことオフにしてしまうのも良いでしょう。


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Connect機能をオフにすると、アプリのナビゲーションバーからConnectタブが消えます。画面が小さいiPhoneで見ている場合は、代わりにプレイリストボタン(Connect機能がオンのときにはMy Music内でアクセスできるメニュー)が表示されます。iPadの場合は、余白を埋めるように残りのアイコンが等間隔に並びます。

オフライン再生できるよう音楽をダウンロードする


大自然の中へ遊びに行くときや飛行機に乗るとき、オフラインでも再生できるように前もって何曲かキャッシュしておくのもいいですよね。ローカルフォルダに入った曲をiTunesやiTunes Match経由で自分のiOSデバイスに同期するという、いつもの操作をApple Musicのクラウド領域にある曲にも適用することができます。


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楽曲やアルバム、プレイリストの右側にある「…」アイコンを開いて「オフライン再生を可能にする」を選び、任意の曲をiOSにキャッシュさせてみましょう。すると、圏外の場所にいてもページ上部にある「マイミュージック」タブからデバイス内の楽曲リストにアクセスできます。

モバイル回線で音楽をダウンロードする


前の項目と関連しますが、みなさんは大体いつもWi-Fiネットワーク経由で曲をダウンロードしますよね。でも、プレイリストを早くキューに追加する必要があり、データ通信のプランにも問題がなければモバイル回線経由でも曲をダウンロードすることもできます。その時はデータ使用量だけ気をつけてくださいね。


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iOSの設定アプリを開き、「iTunes & App Store」メニューの中にある「モバイルデータ通信」をオンにします。iOSの自動ダウンロードやApp Store、Apple Music、iTunes Matchの設定についてもあわせて有効になることに注意。同じ曲をいつも聴く場合や、モバイル回線が安定しないときなんかには、このキャッシュ機能を使うと便利です。普段の利用スタイルと照らし合わせて、ぜひ活用してみてください。

アップルに自分の好みを知らせる


Apple Musicの初期設定のときに赤いバブルのようなアイコンが画面上に流れてくるこの光景は、もはや記憶から薄れつつあるかもしれませんが、アバターアイコンをタップして「好きなアーティストを選択」メニューに進むと再びこの画面を開くことができます。気になるジャンルやアーティストは1回タップ、大好きなジャンルやアーティストは2回タップ、そして興味のないものは長押ししてみましょう。最初からやり直したい場合は、左下の「リセット」をタップすればOKです。


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Apple Musicのこのインターフェースから収集されたデータは、ハート型のアイコンがついた「For You」タブのおすすめコンテンツに反映されます。追加したアーティストやアルバム、楽曲、プレイリストなどが勝手にミュージックライブラリに追加されることはないので、ちょっと気になるくらいのアーティストを追加して予想外の音楽との出会いを楽しんでみてもいいかもしれませんね。

放送終了後のBeats 1 プレイリストを探す


Beats 1の番組を聴き逃したこと、ありませんか? イベントが終わるとDJの解説は聴けなくなりますが、少なくとも放送された曲のプレイリストは後から全てチェックできます。ぶっちゃけ、放送内容をすっとばしても曲リストだけ入手して自分のライブラリに追加したいという人もいそうですよね。


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さて、そのやり方です。

RadioタブでBeats 1のバナー(「今すぐ聴く」ボタン以外の部分)をタップしたら、ページ後半部分にある「Featured Shows」から好きな番組に進みます。次のページで過去の番組が「プレイリスト」として表示され、さらにタップすれば個別の曲も確認できます。お気に入りのものがあれば、いつもの「…」メニューから自分のライブラリに追加してみましょう。

曲をシャッフルする


手持ちの曲をすべてシャッフルするには、まずMy Musicタブを開き、画面の上のほうにあるドロップダウンリストをタップして「曲」を選びます(ドロップダウンリストは赤字のテキストで書かれた見出しで、はじめはちょっとだけ気づきにくいかもしれません)。そして、任意の曲を選んで再生しましょう。


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再生が始まったら、タブの上にある再生バーをタップして再生中の画面を開き、画面下にあるシャッフルアイコンをタップすればOK。「曲」を選択したドロップダウンリストで「オフライン再生可能な項目を表示」をオンにしておけば、iOSデバイスにキャッシュされた曲だけをシャッフル再生してくれます。Siriさんに「全曲をシャッフルして」とお願いしても同じ結果が得られますよ。

新しい音楽を発見する


いきなり何百万曲も手に入れてしまうと、新しい曲を探すのがかえって難しく感じてしまうことがありませんか? For Youタブで自分のために仕立てられたおすすめ曲から次に聴く曲を探してもいいんですが、選りすぐりの新曲から新鮮な一曲に出会えるもうひとつの場所、Newタブを侮ってはいけません。


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このページを少しだけ自分好みに寄せたいときは、ページ最上部のドロップダウンリストから好きなジャンルに絞り込んでみましょう。より自分好みの選曲リストや、他のApple Musicのリスナーに人気の曲が表示されるので、気になるものをタップすればすぐに再生できます。

自動更新を切る


Apple Musicの3ヶ月無料トライアルに申し込むと、Appleはトライアル期間が終わってもみなさんがそのまま月額980円の有料プランを継続すると見なしているようです。Appleはすでにクレジットカード情報を持っているので、トライアル期間が終わると自動的に課金されるという仕組みなんですな。


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まだApple Musicに完全に心を奪われたわけじゃない人、あるいはまだちょっと迷っている人は、この機能をひとまず切っておくこともできます。アプリ内で自分のアバターをタップして「Apple IDを表示」を選択し、購読という見出しの下にある「管理」に進むと「Apple Music メンバーシップ」という項目があります。Apple Musicの良し悪しを見極めている最中なら、ここで「自動更新」をオフにしておくと安心かもしれませんね。

それでは、音楽とともに最高の夏を過ごしましょー!


David Nield - Gizmodo FIELD GUIDE[原文
(Rumi)