シドニーで世界初電子インクを使った道路虜標識、デビュー

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電子いんく、いいんです。

電子インクは、毎秒毎に情報を書き換える必要がないものならば、ディスプレイにもってこいの技術。省エネで、太陽光のしたでも見やすく、比較的低コストだからです。だからこそ、世界で初めて電子インクディスプレイを道路標識に採用したシドニーに注目が集まります。

シドニーの街で初めて大掛かりに導入された電子インク標識。標識はそれぞれ政府中枢機関と3G回線で接続されており、必要に応じていつでも標識の内容を書き換えることができます。もちろん、夜間も見えるように、夜にはディスプレイに光が入ります。電源ソースはあるものの、主なエネルギー源はソーラーエネルギーとエコな面もまる。


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最大の魅力は、やはり簡単に書き換え可能なこと。情報を変更するときに、一時的な標識をだす必要も、新しいものを作り必要もありません。電子インク標識を開発したVisionectは、近接センサーや温度センサーなどを搭載することで、将来はもっと賢いシステムになると見込んでいます。シドニーでうまくいけば、世界的にも電子インク標識が増えていくのではないでしょうか。


source: Visionect via Engadget via Verge

Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文
(そうこ)