2012年12月、北朝鮮北西部・東倉里のミサイル発射場から発射される長距離弾道ミサイル(共同)
共同通信社

 【ワシントン共同】北朝鮮が北西部・東倉里のミサイル発射場で、改修を終えた発射台に覆いを設置する作業を進めていることが1日、分かった。外交筋が明らかにした。米情報当局は偵察衛星による監視を避ける狙いがあるとみて警戒を強めており、発射準備作業が今後本格化する可能性がある。現時点でミサイル本体の設置は確認されていない。

 金正恩第1書記は10月の朝鮮労働党創建70年に合わせ、事実上の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験となる「人工衛星打ち上げ」の準備を指示したことが明らかになっている。米情報当局は、覆いの設置作業は8月中にも完了すると分析している。

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