渡部、200個メで日本新=男女400リレーは五輪出場権―世界水泳

 【カザニ(ロシア)時事】水泳の世界選手権第10日は2日、ロシアのカザニで競泳が始まり、女子200メートル個人メドレー準決勝で渡部香生子(JSS立石)は2分9秒61の日本新記録をマークして全体3位となり、3日の決勝に進んだ。清水咲子(ミキハウス)は敗退。

 男子400メートルリレーの日本(中村、塩浦、小堀、藤井)は3分15秒04で6位。女子400メートルリレーの日本(内田、池江、山口、松本)は予選9位で敗退したが、ともに上位12チームに与えられるリオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した。

 女子100メートルバタフライ準決勝ではサラ・シェーストレム(スウェーデン)が55秒74の世界新記録をマークした。星奈津美(ミズノ)は全体14位で決勝進出を逃した。

 男子100メートル平泳ぎ準決勝の小関也朱篤(ミキハウス)は全体14位で決勝に進めず、ロンドン五輪代表の立石諒(同)は予選敗退。