今度こそ搭載される?サファイアガラス加工の特許をアップルが取得

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今度こそ頼みますよ〜。

iPhone6でディスプレイに搭載されると散々噂され、結局実現しなかったサファイアガラス圧倒的な強度をもつサファイアガラスですが、コスト面や加工難易度、重量など採用を見送ったといわれる原因も様々な可能性があげられています。

しかし、アップルは決してサファイアガラスディスプレイを諦めたわけではなかったようです。というのも、同社は7月末にサファイアガラスの加工技術に関しての特許を取得し、その中身がどうもディスプレイ用のものなんです。

アップルが取得したのは「複数のガスを媒体にしたサファイアのレーザーカット技術とシステム」といった内容の特許。許可書面によると、スマートフォンのディスプレイ、カメラのレンズ、ホームボタンなどが対象部位として表記されており、添えられている絵にもディスプレイの加工を行うものが含まれています。


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とはいってもね〜と思う方も多いでしょう。アップルの取得した特許書面は今まで多くの推測を呼びながら、その全部が製品で実現しているわけではありません。特許とはそういうものなので仕方ないのですが、サファイヤガラスの分野でこれだけ噂が出てくるとあながち間違いではないのかなとも思ってしまいます。

例年通りであれば、次期モデルの6sはデザイン的な変化は無くプロセッサやカメラ性能が向上するマイナーアップデートのはずです。その中にサファイヤガラスの採用が含まれているのか。それともそのもう1つ後の世代で新デザインと共に登場するのか。載せるのなら可能な限り早く載せてくれることを願いたいですね。


source: Cult of MacUnited States Patent and Trademark Office

(小山和之)