【ヤンゴン共同】ミャンマー政府は3日、豪雨による洪水や土砂崩れの被害が拡大し、6月下旬から今月2日までに46人が死亡したと発表した。被災者数は21万人以上で、さらに増える可能性がある。

 6千戸近い家屋が全壊し、多くの市民が避難生活を余儀なくされている。被災地域は同国北部、中部から、西部ラカイン州にも拡大。雨は弱まっているが、河川の下流域に浸水が広がりそうだという。

 中国は3日、支援物資の提供を開始。米国も被災状況の把握に乗り出すなど、外国の援助も本格化しつつある。

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