東出昌大、根津甚八の演技に感慨「こみ上げるものがあった」 | ニコニコニュース

根津甚八との共演を感慨深げに振り返った東出昌大 (C)ORICON NewS inc.
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 俳優の東出昌大が7日、都内で行われた映画『GONIN サーガ』(9月26日公開)の完成報告記者会見に出席した。

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 同作は、1995年に公開されたバイオレンス・アクション映画『GONIN』の続編を19年ぶりに制作。ある5人組が起こした暴力団からの現金強奪事件の19年後を舞台に、その事件に深い因縁を持つ者たちが新たな戦いを繰り広げていく様子を描く。

 前作で命を落とした大越組若頭・久松の息子・勇人を演じる東出は「大好きな映画。前作に携わっていた方々に話をうかがい、プレッシャーというよりはタスキだと思って、それを引き継いでいければという思いで臨みました」と意気込み。

 また、今作では石井隆監督の強い要望が叶い、「俳優引退」を宣言した根津甚八が11年ぶりに“一度限り”の復帰を果たした。大先輩の演技を間近で見た東出は「気迫と思いがすごくて、こみ上げるものがありました」と羨望の眼差しを向け「根津さんが帰られる車を送るため、僕と桐谷さんと柄本(佑)さんとで外に出ていったんですが、そのあとはこみ上げるものがあってしばらくは会話ができなかったです」と感慨深げに振り返っていた。

 会見にはそのほか、桐谷健太、土屋アンナ、安藤政信、竹中直人、石井監督が出席した。