建設会社社長、自宅で殺害=室内荒らされる―和歌山県警

 6日午前9時15分ごろ、和歌山市神前の民家で、住人の建設会社社長吉田基松さん(70)が死亡しているのを、訪ねて来た知人が発見し110番した。首にひものようなもので絞められた痕があり、室内が物色されていることから、和歌山県警は強盗殺人容疑で和歌山東署に捜査本部を設置した。

 県警捜査1課などによると、死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死で、死亡推定時刻は6日早朝とみられる。吉田さんは1階の寝室で、ガウン姿であおむけに倒れており、寝室のたんすの引き出しが開けられ、荒らされた形跡があった。

 吉田さんはこの知人とゴルフに行く約束をしていた。殺害されたとみられる時間帯に、同居の妻(64)と、敷地内の別棟に住んでいる家族は全員外出していたという。