皇后さまは9日午後、心臓の筋肉に血流が不足する心筋虚血の疑いがあるとして、冠動脈のコンピューター断層撮影(CT)検査を受けるため東京都文京区の東大病院に入られた。

 皇后さまは午後1時45分ごろ、集まった人たちに車内から会釈して構内に入った。

 宮内庁によると、皇后さまは6月末ごろから胸に痛みがあり、徐々に頻度が増した。7月24日に24時間心電図検査を受けた結果、心筋虚血が疑われる所見が得られた。

 このためテニスや炎天下での長時間の行事は控えるとしている。9日午前には長崎原爆の日に当たり、天皇陛下とお住まいの皇居・御所で黙とうしたという。 

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