墜落事故の7年前となる1978年6月から7月、日本航空羽田整備工場の格納庫で、米ボーイング社のチームによって行われた圧力隔壁の修理作業
共同通信社

 1985年の日航ジャンボ機墜落事故の7年前、米ボーイング社のチームが約1カ月にわたり日航の整備工場で機体後部の圧力隔壁を修理した際に撮影された未公開写真を、共同通信が8日までに関係者から入手した。

 ボーイング関係者が作業し、日航職員が見守る様子を捉えている。墜落原因となった作業ミスがあり、注目されてきた圧力隔壁修理の実態の一端が明らかになった。

 捜査関係者らによると、日航が撮影したとみられ、同様の写真が複数あった。遺族らでつくる「8・12連絡会」事務局長美谷島邦子さん(68)は「公開を求めてきたが、応じてもらえなかった。初めて見た」と話している。

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