安全保障関連法案への反対を訴え、仙台市内の繁華街をデモパレードする若者ら=9日午後
共同通信社

 東北でも若者が安全保障関連法案に反対の意思を示そうと、宮城県の学生グループ「SEALDs TOHOKU(シールズ東北)」が9日、仙台市でデモパレードを実施し「戦争法案やばいっしょ」「東北の学生も黙ってない」と訴えた。主催者によると、安保法案に絡む学生主体の大規模デモは東北では初めてで、約600人が参加した。

 「仙台七夕まつり」の七夕飾りや風船などで飾り付けたトラックを先頭に、「NO!戦争法案」と書かれた横断幕を持ち、音楽を流して行進。「戦争法案止めっぺし」「安倍晋三から憲法守れ」などとリズムに乗りながら声を上げ、市中心部を約2キロ練り歩いた。