BMWに信号待ちイライラ解消アプリ「EnLighten」を搭載

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せっかちさんの救世主アプリ。

信号が青から黄色に変わった。ここでスピードを落とすべきだろうか?あ、赤信号だ。どれくらいの間停車しとけばいいのかな? …ってな感じで、運転中の小さな疑問は尽きません。でもその疑問が解消されることはおそらく無いでしょう。BMWの車に乗らないかぎりね

先週、BMWがEnLightenというiOSアプリとの統合を発表しました。EnLightenはGPSのスピードや位置情報を使って、いつ信号が変わるかをドライバーにお知らせしてくれるアプリ。いつ変わるかわからないけど信号が青になった瞬間に飛び出してやろうと待ち構えるドライバーを危険から守り、燃費も向上させることができます。何より、信号待ちのイライラが減りますね。


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これからは、EnlightenBMWの備え付けのナビで使えるようになります。ドライバーたちはいつ信号変わるかな、とiPhoneをチラチラ見たり、音声アナウンスに聞き耳を立てたりしなくてよくなったわけです。おまけにEnlightenアプリのUIはとっても見やすい! 次の信号がどのタイミングで変わるかカウントダウンしてくれ、今のスピードのまま進んだら青信号で行けるか行けないかまで教えてくれます。


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このアプリにはまだまだ優秀な機能が。例えば交差点で信号待ちしている間に左折の合図を出しているとき、左折用の信号だけ先に青になることよくありますよね? そんなときはちゃんと車の左折合図を認識して、左折信号が青に変わるタイミングをカウントダウンをしてくれるんです。これは決して交差点を速く曲がれるようになるアプリではありません。でも、いつどのタイミングで曲がれるようになるのかをあらかじめ知っておけるのは、より安全で快適なドライブにするお手伝いをしてくれます。

とっても優秀なアプリですが、ここで注意点。Enlightenアプリと車を連携させるには、iPhoneを車の中に持ち込む必要があります。あと、あらかじめ街の信号情報を設定しておかないといけません。そこでとーっても残念なのが、このアプリが現時点で使える地域はアメリカのオレゴン州のポートランドとユージーン、ユタ州のソルトレイクシティとプロボとオグデン、ネバダ州のラスベガス、カリフォルニア州のアルカディアとウォールナットクリークの8都市だけ! いつか日本でも使えるようにならないかな…。とりあえず、交差点では深呼吸して待つか、思い切ってアメリカに引っ越すか考えるとしますか。


source: BMW via Notcot

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(SHIORI)