向井理の迫力に、監督も話し掛けられない!? | ニコニコニュース

舞台あいさつの登場した向井理
Smartザテレビジョン

映画「S‐最後の警官‐ 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」(8月29日・土公開)の完成披露舞台あいさつが、8月11日に都内で行われ、向井理、綾野剛、新垣結衣、吹石一恵、青木崇高、池内博之、平山浩行、高橋努、大森南朋、平野俊一監督が登壇した。

【写真を見る】舞台あいさつに登壇した面々

同作品は、現代の日本社会が抱える問題点を描いた人気漫画「S‐最後の警官‐」を、連続ドラマ化・映画化と連続して実現するという一大プロジェクトの集大成。向井や綾野らが出演する連続ドラマが'14年1月期よりスタートし、同作にもドラマシリーズのメンバーが引き続き出演。

太平洋沖で巨大な輸送船が何者かによって乗っ取られるという緊急事態が発生し、一號(向井)ら「NPS」のメンバーが事件解決に乗り出す。そんな一號らの前に因縁の男が立ちはだかって…といったストーリー。

舞台あいさつでは、向井が「われわれが命を削りながら作ってきた作品が、こうして皆さんにお見せできるのが感無量です」とあいさつ。

一方、綾野は「うれしいですよ、本当に。皆さまにとっていい時間にできればと思います」と語り、新垣は「この映画を見た時に、見てるだけなのに汗ばむくらい熱い気持ちにさせてもらいました」と告白。

そんな中、平野監督が撮影で苦労したところについて「大変だったのは全部なのですが、強いて言えばプルトニウムの格納庫の中のシーンですね。1週間から10日くらいかかって撮影していました。その時の向井君の迫力がすごかった。気合が入り過ぎて、しゃべり掛けられないくらい。本人の中で相当追い込んだんじゃないかな。それを見ていてしびれたし、その姿を見て『この作品いけるな、大丈夫だな』と確信しました」と明かした。

最後に、向井は「とにかく何かを受け取ってもらえれば、僕らも作ったかいがあります。どういうことを感じてほしいというのは本当になくて、人それぞれ何かが(心に)刺さってくれればいいなと思っています」とアピールしてイベントを締めくくった。